【環境デザイン研究所】チラボン
〜よりよいライフスタイル、知恵の一助になれれば幸いです〜
アーボリストの道具

②アーボリスト・ツリークライミングの道具 造園【ハーネス】比較・おすすめ ツリーケア

②アーボリスト・ツリークライミングの道具【ハーネス】比較・おすすめ ツリーケア

造園・特殊伐採・特伐・林業・樹木医・ツリーケア に

ツリークライミング用ハーネスは左右に身体をねじった際の可動域を広げる腹部アタッチメントブリッジの仕様になっています。(デバイスのアタッチメントポイントがロープ状)

その他のツールのリンク

アーボリスト・ツリークライミングの道具
①【ランヤード】のおすすめ・比較はこちら
②【ハーネス】のおすすめ・比較はこちら
③【ヘルメット】のおすすめ・比較はこちら
④【ツールハンガー・ストラップ】のおすすめ・比較はこちら
⑤【ディッセンダー】下降器 のおすすめ・比較はこちら
⑥【クライミングロープ】のおすすめ・比較はこちら
⑦【コネクター・カラビナ】のおすすめ・比較はこちら
⑧【フリクションセーバー】のおすすめ・比較はこちら
⑨【クライミングスパー】のおすすめ・比較はこちら
⑩【アッセンダー】のおすすめ・比較はこちら
11【スローライン・ウエイト系】ランチャーのおすすめ・比較はこちら
12【リギング系】ポータラップ、ブロック、ロープのおすすめ・比較はこちら

アーボリストの素敵な動画

1、Petzl(ぺツル)SEQUOIA SRTセコイア ハーネス (2019〜)

・言わずとも知れたフランスクライミング用品の老舗ぺツル社のシングルロープ(SRT)でのロープ登高に適したツリーケア用シットハーネス

・幅が広いセミリジッド構造のウエストベルトとレッグループはサポート性に優れています。通気性の高いフォームパッドを使用し、吊り下がった状態での高い快適性を実現しています

・2019年、さらに改良が加えられアップデートされ、ダブルブリッジ化対応。ウエストベルトにはセルフロック式のダブルバックプラスバックル、レッグループにはファスト LT プラス バックルが採用されました。

・別売りでチェストハーネスもあるため、フルボディハーネス化も可能。

Amazon調べる;→  PETZL Sequoia SRT ハーネス1

PETZL SEQUOIA ペツル セコイア ハーネス SIZE1

楽天で調べる:→ 現在取扱がないようでした(2023.11.28)
専用ショルダーストラップ:Shoulder straps for SEQUOIA SRT harness

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認証: CE EN 358, CE EN 813, EAC

(汎用性の高いSRTの方を個人的にはオススメです)

(これは旧セコイヤバージョンの動画となっています)

サイズ012
ウエストベルト65 – 80 cm70 – 93 cm83 – 120 cm
レッグループ44 – 59 cm47 – 62 cm50 – 65 cm
重量1580 g1630 g1700 g

2、Teufelberger ツリーモーションevo ハーネス

オーストリアのツリークライミング用品の老舗”Teufelberger”の世界的にも人気のある最高峰とも言えるtreeMOTION EVO。2019年改良アップデートされた最新バージョン
↓ さらにアップデートされたバージョンも登場しています。

・ツリーモーションハーネスはツリークライミング用ハーネスの代名詞ともいえる存在です。

・・装着感の良さと作業中の動き易さ
・ 磨耗の激しいヒップのウェビング、脚のウェビング、ロープブリッジの3ヶ所が交換可能という優れた設計
・容易なセッティング
とギヤラックのアレンジが自分の好みで作れる

ワンサイズ /ウェスト: 76 ~105cm /太もも : 52 ~ 66cm
ウエイト : 2,5kg  最大許容体重 : 120kg

Amazon調べる;→  Teufelberger TreeMotion ツリーモーション EVO

楽天で調べる: Teufelberger トゥーフェルベルガー ツリーモーション・エボ

参考価格 :106820円   EN813:2008, EN358:1999, ANSI Z133-2017, ASTM F887-16, CSA Z259.1-05, AS/NZS 1891.1:2007

スタンダードタイプ;Teufelberger ツリーモーション ハーネス

スーパーライトタイプ;Teufelberger Treemotion S. ライトハーネス – 2018 ANSI バージョン

ツリーモーションに最新作がリリースされました

・ツリーモーションプロ

参考価格:10万円〜

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楽天で調べる:

・ツリーモーションエッセンシャル

Amazonで調べる: 現在、取り扱いはありませんでした(2023.10.25)

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Teufelberger Treemotion Essential S ツリーモーション エッセンシャル Sサイズ ハーネス サドル

ストラップ:

3、ツリーオーストリアver3.2 ハーネス

・ツリーオーストリア3.2は軽量のハーネスです。
ウエスト部、脚部のループ、ブリッジを1つのリングだけで走らせることで、より快適で優れた負荷分散が実現されています。旧タイプに比べより人間工学的に設計された厚いパッド、ブリッジは上部に設置され、シャックルにはアタッチメントポイントとしてウェビングのループが追加されています。また、ヒップベルト、レッグループ、レッグストラップは調整可能です。レッグパッドも幅が広く厚いパッドに変更されより快適なクライミングを可能にしています。

・ツリーオーストリアシリーズの第3世代は、より大きな機動性のための可動脚ループを提供しています。木につるされたときの装着感も良好。

・参考価格 : 82000円       規格EN 813、EN 358、およびANSI A10.14-1991に適合サイズ1 (ウエストサイズ77~105cm サイズが変更になっている可能性がありますl)  重量 1.8kg
Size1:ウェスト 71~80cm ヒップ 77~105cm
Size2:ウェスト 81~90cm ヒップ 85~115cm

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楽天で調べる:   Tree Austria 3.2 ツリーオーストリア Size2 ハーネス

・別売りでチェストハーネスもあるため、フルボディハーネス化も可能ですが割と簡易な構造です;

 

ツリーオーストリアに最新作「プロ」がリリースされました(2023)

参考価格: 65000〜

Amazonで調べる: 現在取扱がないようです(2023.10.28)

楽天で調べる: treeAustria Pro サイズ2 ツリーオーストリア プロ ハーネスハーネス

重量の比較

Petzl セコイア SRT1630g
treeMOTION EVO2500g
ツリーオーストリア3.21800g
Notch Sentry Floating1240g

ハーネスの便利なその他周辺ツール

チェーンソーホルダー

 

チェーンソーストラップ

 

 

 

 

 

 

 

 

その他 軽量タイプ

Notch Sentry Floating D Harness

初心者の方の入門としても、町屋さんや街路樹などの20mくらいまでの剪定にも軽量でおすすめ。値段も3万円前後。重装備用+軽装備用に1つ持っておいても損はありません。

※ 現在取り扱っている店舗はありませんでした(2023.10.28)

このタイプは作業時の可動域(動ける範囲)がひろくなるのでオススメできます。
Notch Sentry 4D Harness ハーネス
サイズ1: ウエストサイズ 71~89cm  レッグサイズ  51~71cm 重量 1.24kg
入門の方や、街路樹などで安全かつ軽量でお仕事したい場面などにオススメです。
説明 Notch Sentry 4Dは、クライミングシステムに安全に接続するための4つの固定鍛造Dリングを備えた超軽量のワークポジショニングハーネスです。 人間工学に基づいて設計された6インチ幅のバックサポートは、クライミング中の終日の快適さと耐久性を提供します。
Amazon調べる;→ https://amzn.to/3eSyyk3
ハーネス重量:2.75ポンド(サイズ1)、2.95ポンド(サイズ2)
認定:EN 358:1999、EN 813:2008、ASTM F887 ・鍛造22.5kN
Dリング ・フロント部の調整可能なウエストバンド
・人間工学に基づいたウエストバンド
・テンションバックル調整付きウェビングレッグストラップ
・3つのアクセサリストレージループ
・PetzlCaritoolなどの4つのウェビングスロット(ツールクリップの装置可能)
・摩耗の激しい部分でのコントラストステッチ
・パッド入りバットストラップ ・クライミングラインを両方のDリングに接続するために
参考ハーネス重量:  こちら 1.24kg
petzl セコイヤ 1.63kg     ツリーモーション 2.5kg

日本でのハーネスの安全基準について

2019年2月、労働安全衛生法施行令等の改正により高所作業で使用する墜落制止用器具は『フルハーネス型』が原則に。2022年1月からは新規格適合の器具使用が必須になった。林業ワーカー必見ポイントを確認!

墜落事故は多い。より安全を求める法令に

皆さんの周りで「誰々が木から落ちた」「屋根から落ちた」という話を聞いたことはありませんか。減少してきているとはいえ、今でも年間約200人もの労働者が、墜落・転落災害で命を落としています。休業4日以上のケガ人も含めると、約2万人もいるのです。

2015年は全産業で墜落災害により248人が死亡しました。このうち安全帯が使用できていなかった者が236人でした。これは安全帯を身につけていたが“使用していなかった”と考えられています。

安全帯を使用していたにもかかわらず死亡災害となったのは6人。安全帯取付設備の強度不足やフックの掛け間違いなどが原因です。また、墜落時の衝撃による内臓の損傷、胸部の圧迫等の災害事例も報告されていました。

このようなことから、2019年2月に労働安全衛生法施行令等の改正が行われ、これまでの「安全帯」は「墜落制止用器具」と名称が変更され、高所作業で使用する墜落制止用器具はフルハーネス型を原則とすることとなりました。

2019年に墜落制止用器具の新しい構造規格も告示されましたが、その周知やメーカー、事業者、労働者の準備が必要なこともあり現行構造規格に基づく安全帯の製造・販売の猶予期間が設けられていました。それが2022年1月1日までであり、1月2日からは新しい規格に適合した墜落制止用器具を「使用しなければならなくなった」のです。

 メモ:

実際のツリーワークでは機能的には「フルハーネス」の必要はない(メリットもほとんどない)(欧米仕様ではほぼ必要とされていない)

海外の安全規格は日本でも適用されるよう

ここは日本の法律と実際の矛盾するところではある。

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