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【学校では教えてくれないお金の授業】①お金の計画の基本・お金とキャリア設計の基本

日本の学校では教えてくれない「一生使えるお金の基本

『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』

 

著者:アンドリュー・O・スミス

出版社:SB Creative 2019年、11月

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アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書

p390ページ程あるそこそこの分量のある本です

学校では教えてくれないお金の授業

日本の学校では教えてくれない「一生使えるお金の基本

橘 玲氏 まえがき

私は「お金」のことを真剣に考えたのは35歳になってから。それに比べてアメリカの高校生は、この本で「お金」のことを学んでいるらしい。ものすごくちゃんとした内容。

どんな人生を歩むかを自分で選択するためには、「お金」の知識はぜったいに必要だ。それにも関わらず日本の学校はいまだに「お金なんて教育にふさわしくない」という古い考え方にしばられたママだ。この本は少し難しいことも書いてあり今すぐ理解できなくても、大事なのはお金の仕組みと社会の仕組みを時間をかけて学んでいくことなのだ。

著者

若い親戚の医師の夫婦に「お金」のことを教えてくれないかと頼まれたのがきっかけでできたのが本書

普段の生活が忙しく、お金のことを学ぶ時間がなく、それに特に興味を持っていなかった。(→金融詐欺に)これからの時代を生きる若い人が知っておくべきお金の基本知識について考えた。

人生の目標と、そのために必要なお金について、また、お金の管理と計画の大切さを考えるきっかけに。

(ニューイングランド人特有の金銭感覚:質素倹約を旨とし、うまい話は疑い、そして独立独歩の精神を持つという、曾祖父母への感謝を忘れるわけにはいかない)

本はこのようなコンテンツとなっております。

1章、お金の計画の基本

何か欲しいものがあるなら「お金についての計画を立てる」ことが役に立つ。この世の中で生きていくためにはお金が必要だ。必要なもの、完全に暮らすため、心の健康でさえお金が必要かもしれない。もちろんこれは「お金がすべて」という意味ではない。昔から「幸せはお金では買えない」と言われているが、まさにその通りだ。とはいえ、お金がないと、しなくてもいい苦労をすることになってしまう。

お金の計画とは、「自分がお金を使って何をしたいか」ということだ。

そもそもお金とは何か?

欲しいものや必要なものを手に入れる手段でしかない。お金のこの機能を➡️「交換の手段」と呼ばれている。

1、「交換の手段」 2、貯める「価値の保存」 3、「価値の尺度」(価値をお金で表す)

昔は「物々交換」のシステム「小麦をあげるから、肉をください」。人口が多くなるにともなって登場したのがお金、はじめは貴重な金属で、アメリカが独立した時は紙のお金が決まった金額のゴールド(金)に交換できるという「金本位」という制度だった。ゴールドという裏付けがあったから、ただの紙を信用できた。1976年アメリカは「金本位」制を完全に廃止すると、世界の他の国もアメリカに続いて金本位制を廃止した

現在、紙幣は「不換紙幣」と呼ばれ、ゴールド等の貴金属のような物理的な裏付けのないという意味だ。

マネーサプライ(実際に世の中に出回るお金の量)=実際のお金と銀行が金庫に持っているお金や銀行同士の取引で使われるお金も含まれる。

国のマネーサプライは重要で、マネーサプライと国の経済状況で雇用や経済成長に影響し、インフレにも関係する。マネーサプライが適切に管理されていないと「インフレーション」の歯止めが効かなくなるというもの

インフレーションとは:インフレ=ものやサービスの値段が上がること

ものやサービスの値段は毎年少しずつ上がっている。(1〜2%)一方で、歳を追うごとに値段が下がるものがある。携帯電話料金、電子機器、洋服、おもちゃ。値段が変動するものは、ガソリン、食料品。

インフレのことを気にしなければいけない理由は→インフレになると「購買力」が下がるかり、たいがいお金を借りる金利が上が利、お金が借りにくく→社会全体の経済活動の停滞→雇用減少、ものを売る人たちは値段管理りおわれ、商品やサービスがおろそかに。

政府や経済専門家は経済全体で見て値段が上がっているのか、下がっているのかを判断する基準を開発した。それが「消費者物価指数」という基準。これはほとんどの人が日常的に買うものを選び、その数値の変化を数値で表したもの。

また「GDPデフレーダー」と呼ばれる基準は、「実質GDP」は純粋に経済がどれだけ成長したかがわかるようになっている。その国で生産された全ての財(ものや商品)とサービスの値段の合計が「名目GDP」と呼ばれる。そのすべてを前年の年の値段で計算した合計が「実質GDP」と呼ばれる。

ほとんどの経済専門家は、1〜2%が適切なインフレ率だと考える。それよりも高くなると、物の値段は高くなるが、給料はそれほど上がらないという状況になる。逆にインフレ率がそれより低くなると、デフレーションという問題が出てくる。デフレとは全体としてものの値段が下がることだ。現代のデフレは、低成長、あるいはマイナス成長と結びつき、経済的に深刻なダメージを与えるとされている。例えば1万円だった食費がその後、年に2%のインフレが10年続くと→1万2200円に(200円は複利ののこうか、複利についてはまた後で)このように、同じ値段で買えるものがだんだんと減っていくのがインフレだ。

 

著者:アンドリュー・O・スミス

出版社:SB Creative 2019年、11月

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アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書

この本の紹介は私のフィルターをとおしたスキミング(拾い読み)が入っていますので、あなたも是非、この良書を手にとってみてください。

どうすれば「経済的に自立」できるのか

「経済的に自立した個人」になるために、まず覚えておかなければならないことは、自分のお金の面倒を見るのは自分しかいない、ということ。

大人になると自分のお金の管理は自分でしなければならない。お金持ちでも、そうでなくても。人生にはお金に関する決断が多い。大人であれば決断の結果に責任を持つことも求められる。中でも特に大きな責任を伴うのが、お金に関する決断をする時だ。

お金を使う場面でどういう決断をするかで、お金に苦労する人生を送るかどうかが決まるのだ。➡️あなたのお金に関するあなたの決断が、あなたの未来を決めるということだ。誰か他人のせいで困った事態に陥っても、たいていの場合、自分の決断の結果だ。

あなたはこれからの人生で、さまざまな形で自分の決断に責任を持つことになる。しかしここでは、まず「自分のお金に責任をもつこと」から始めてみよう。

人生設計とお金の関係

キュアリアや結婚といった人生の大きな要素については、だいたいの目標を決めておいた方がいいだろう。幸せで充実した人生を送りたいのであれば次の項目について、じっくり考えておいた方がいい。

教育:きちんとした教育を受けずに、自立した社会人になるのは難しい。人生の目的を達成するための道具という側面、人生の選択肢の広がり、時代の波、

キャリア:自分がしてきた仕事の積み重ね。世の中の流れ、経済情勢を知り、正しいキャリアの選択をする助けに。

恋愛・結婚:パートナーがいることは、意義深い人生につながるかもしれない。それからきちんとした関係を築いていくためには、お互いの努力と責任感と理解が必要になる。この人間関係は人生の中で大きな位置を占める。

家族:家族、こども、親戚について:物質的な豊さ:(心の豊さ、宝石、車、マイホームなど)自分はどのような物質的豊さを求めるのか?ということをよく考えておくと、お金の計画を立てるときに役立つ。

老後の生活:いずれはやってくるもの。老後のすごしかたも人生の目標のひとつになる

お金の専門家との付き合い方

この本を読めば、専門家に頼らなくても、自分の力だけできちんとしたお金の計画が立てられるようになるはずだ。

お金の専門家:ファイナンシャルプランナー・アドバイザー、投資アドバイザー

まず覚えておきたいのは、そう名乗る多くの人は、特定の金融機関や保険会社からお金をもらって契約しているということ→あなたの利益より商品を売ろうとする。特定の会社とつながっている専門家のアドバイスを鵜呑みにすると、自分にとって必要なものが選べない事態になってしまうのだ。

特定の金融機関や保険会社とは関係なく、完全にフリーで働いているお金の専門家はたくさんいる。アドバイスというサービスに対してお金をもらってるので、自由な立場で、あなたが本当に必要としているものを教えてくれるだろう。また最近では、アルゴリズムを使って、顧客に最適な資産運用を提案してくれる「ロボアドバイザー」サービスも、ネットで簡単、料金も安い、というのも出てきている。

一生お金に困らない生き方

お金の計画とは、人生の中でお金に関する要素をピックアップし、具体的な戦略を立てること。できれば紙に書いた方がいいだろう。目に見える形にすることで、自分にとって本当に必要なものがはっきりするからだ。練り直す必要はある。

支出:今のライフスタイルを維持するのに、どれくらいのお金がかかる?多くの人は毎月の予算を決め、自分が何にいくら使ったのかを把握している。

収入:仕事をするのも、キャリアを築くのも、その主な目的は「収入を得ること」だ。

貯金:収入の一部を貯金に回すのは大切なこと。お金の計画を立てる上で大きな要素となる。

借金:クレジットカード、住宅ローン、奨学金、、、。いくら、どんな条件で借りるのかといったことも、お金の計画の要素となる。

安心:万が一に備えて。医療保険、火災、地震、生命保険。年配者は、遺言、信託、法的文書などで万が一に備えることも多い。

自分の資産状況はどうすればわかるのか

方法の一つ:「個人のバランスシート」を作ること。

もっているもの(資産)借りているもの(負債)
パソコン・アイフォン

貯金

投資金

コレクション

家具・道具

奨学金

クレジット

借金

純資産(資産ー負債)00000円

資産の合計から負債の合計を引いた額があなたの純資産

大人になるにつれ資産状況はもっと複雑になる。自分の資産状況を把握する一つの方法。もちろんこれがあなたの価値全てではない。お金はいい人生を送る足がかりにはなるだろう。しかし、「お金は手段であって目的ではない」ということを忘れないで欲しい。

お金を社会に還元する

与えることができるのは、自分の時間や労力だけではない。お金を差し出すのも立派な慈善活動だ。若いうちから少額でも寄付をする習慣を身につけるのもよいこと。慈善活動は人のためになれるということ、それ自体が見返りだ。

バランスの取れた人生

私がこの本を書いたのは、あなたがお金と賢く付き合い、たくさんの人生の目標を達成する手助けをするためだ。とはいえ、本当に大切なのは喜びと幸せに満ちた意義深い人生を送ることであり、お金はその手段でしかない。お金は確かに大切だが、他のすべてを犠牲にしてまで追い求めるのは間違っている。

 

著者:アンドリュー・O・スミス

出版社:SB Creative 2019年、11月

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2章、お金とキャリア設計の基本

現代のビジネスパーソンは、おそらく生涯で何度も仕事を変えることになるだろう。引退までずっと同じ会社に勤めるというのはかなりレアケースだ。アメリカの現在の50代は平均して12の違う仕事を経験している。1つの仕事の平均は4年半

あなたのキャリアとお金の関係:それまで積み重ねてきたスキルや経験。だいたいの方向性を決めて、それに沿った正しい判断を下すことが大切だ。

転職が当たり前になると予想される未来に、変化を見据えたキャリアプランが重要になる。

人的資本ー「資本価値の高い人」とは

仕事を続けてくうちに、知識、経験、人脈、スキルが身につき、生産性が高まり、雇用主にとってより価値の高い存在となる。これがあなたの「人的資産」

→それがしっかりしていれば、勤め先が変わっても立派に通用するので、キャリアアップのための転職を望むことができる。

しっかりした人的資本を手に入れたいなら、最初の投資は教育とトレーニング。特定の職業に必要なスキルを学ぶこと。やはり大学にいくことは長い目で見ると大きな見返りがあると思う。学ぶのを辞めなかった人は、たいていキャリアで成功して稼げるようになっている。

人を雇うメリットとリスク

会社が人を雇うのは、その人たちに会社の利益のために働いてもらうため。だから従業員が生み出す価値は、従業員を雇うコストよりも高くなければならない。そうでなければ人を雇う意味はない。「労働力の需要と供給」で労働力の市場価値が決まる。

企業の運営に係る全てのコストを払い、さらに残ったお金(利益)で、株主への配当を払う。

人的資本を蓄積することが大切なのはそのためだ。教育、トレーニング、経験、そして常に学ぶ姿勢によって、雇用主から「雇いたい」と思われる労働者にならなければならない。

生涯所得を最大化させるために大切なこと

生涯所得を決めるもっとも大きな要素は、どんな職業を選ぶかということだ。報酬額を決める要素は、仕事の難しさ、その仕事が生み出すものに需要があるかどうか、その仕事の働き口が多いか少ないか、その仕事をしたい人はどれくらいいるか、その仕事に必要な教育、トレーニング、経験のレベルなどだ。

一般的に、能力が上がってくると報酬も増えていく。また、成長している業界も稼ぎやすい。医者が稼げるのは成長産業であり、高い教育、仕事の難しさ、大変さにある。

何のために働くか

キャリアで成功を目指すのは、お金だけが目的ではない。

仕事を選ぶときは、「好き」や適性に加えて、現実的なことも考えなければならない。

出張、転勤、労働時間、ノルマ、、、。タイプによって向き不向きがある。厳しさ、やりがい、趣味、人付き合い、安定、世の中への貢献。どの仕事、どの会社、どの業界が、精神的に満足できる環境を提供してくれるかを事前に知るのは難しい。とはいえ少なくとも、仕事を選ぶときにそれを意識しておくことならできる。

報酬の額はどうやって決まるのか

「時給」「月給」「年俸」「出来高給=コミッション」。法律で「最低賃金」決まっている。週40時間以上は残業(報酬の5割増し)

自分一人の力でキャリアを確立するのは難しい。そのため、キャリアでの成功を体現しているお手本の存在は、大きな助けになるだろう。信頼できるメンターを見つけることができればラッキー。

 

著者:アンドリュー・O・スミス

出版社:SB Creative 2019年、11月

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アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書

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4章、貯金と銀行の基本

 

5章、予算と支出の基本

 

6章、信用と借金の基本

 

7章、破産の基本

 

8章、投資の基本

 

9章、金融詐欺の基本

 

10章、保険の基本

 

11章、税金の基本

 

12章、社会福祉の基本

 

13章、法律と契約の基本

 

14章、老後資産の基本

 

著者:アンドリュー・O・スミス

出版社:SB Creative 2019年、11月

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アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書

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