【環境デザイン研究所】チラボン
〜よりよいライフスタイル、知恵の一助になれれば幸いです〜
よりよく生きる

人生を変える〜習慣の科学〜 _01[基礎]

人生を変える〜習慣の科学〜

「今の自分を変えたい。」「イキイキとした人生を送りたい。」「成功したい。」と思っているそんなあなたへ『自分の運命を自分で切り開くため』

アップルの創業者、スティーブ・ジョブズ氏は米スタンフォード大卒業式での有名なスピーチの中で

『あなたの時間は限られている。だから、誰かの人生を生きて無駄にしてはいけない』

と述べました。

「私ははたして自分の人生を生きることができているだろうか?」

「朝、目覚めたとき喜びを感じるか?」

そんな、自らの人生を生き、そして運命を変えるための習慣について考察していきます。

”思いの種をまき、行動を刈り取り
行動の種をまいて習慣を刈り取る
習慣の種をまき、人格を刈り取り
人格の種をまいて人生を刈り取る”

これは英国の作家で医師でもあった『サミュエル・スマイルズ』(自助論)の言葉で、(その思想は近代・明治日本の形成に大きな影響を与えたと言われており、)著名人によく引用されている言葉です。   (1812-1904)               (1812-1904)

人々の人生は『出会い』と『習慣』で形作られていると言われています。近くの人の影響や、本との出会い、また現在はSNSなどもそうでしょう。そして人生の大半は習慣的な行動からできているという調査があり、「習慣」が人格や性格に影響しているというのです。

習慣をコントロールできるようになれば、人生の大半を自分で操れるようになる、と言えます。

成功者と言われる多くの人が実践している習慣とは?

習慣とは『継続の力』です

またジョブズ氏はスピーチの中で

『もし今日が人生最後の日だったら、今日やることは本当にしたいことなのか?』この問いに「NO」が何日も続くのなら、何かを変えなくてはならない。

と述べています。

「今の自分を変えたい。」「イキイキとした人生を送りたい。」「成功したい。」と思っている方へ。『自分の運命を自分で切り開くため』に

成功者と言われる多くの人が実践している習慣とは?を探り、実践していけばきっとあなたの人生は大きく変わっていくことでしょう。

この章(動画)では

Contents
1、著名な方の習慣に関する言葉の紹介 → 習慣の大切さの理解

2、『継続』の偉大な力

3、継続するためのスキル
『継続は力なり』誰もが知っている言葉
(わかっているけれども三日坊主の経験→『自分は意志が弱く、ダメだ。』なんて思っていませんか?
実は継続にはスキルが必要だったのです。)

4、成長のスパイラルを知ろう。

5,ではどのような習慣を身につければよいのか?ー身につけたいよい習慣ーの順で紹介していきます。

6、まとめ

1、著名な人の習慣に関する言葉の紹介です

古代ギリシャの哲学者

1-a.アリストテレス

”人格は繰り返し行うことの集大成である。それ故、秀でるためには、一度の行動ではなく習慣が必要である。”

これは約2400年前の古代ギリシャ、(プラトンの弟子であり、ソクラテス、プラトンとともに、しばしば)西洋最大の哲学者の一人とされる。(BC384年 知の巨人 その著作は元々550巻ほどあったともされる)アリストテレスの言葉。

(前384年前322年)

(我々が繰り返し行うものが、我々の本質であり、ゆえに、優秀さとは行為ではなく、習慣で決まる)

次に

インド独立の父

1-b.マハトマ・マガンディー

(1869-1948)

”信念が変われば思考も変わる、思考が変われば言葉も変わる

言葉が変われば行動も変わる、行動が変われば習慣も変わる

習慣が変われば人格も変わる、人格が変われば運命も変わる”

この言葉は元ヤンキースの松井秀喜選手も恩師からの言葉として、座右の銘として述べています。

次に

生涯を貧しい人のために働くことに捧げた。

1-c.マザー・テレサ

(1910-1997)

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから       
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから

この偉大な人格者と言われるふたりもサミュエルスマイルズさんから引用したのでしょうか?

(これはワンオクロックのボーカルTakaさんもアレンジを加え右肘のタトゥーに入れています。)

『自分の人生(運命)を変える』ということの、この根幹は『思い』や『信念』というものなのかもしれません。習慣が変われば人格も変わる、人格が変れば運命も変わる。生き生きとした活気のある毎日を送り運命を変えるためのこの習慣について考えていきます。

2、継続の力

『継続は力なり』成功者といわれる誰もが語り、誰もが耳にしたことがあり知っている言葉。

(メジャーリーガー)イチロー選手は

『小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道だ。』

(投資家・事業家・資産家)ウォーレン・バフェット氏は

『並外れた結果を出すのに、並外れた努力はいらない。ただ日々の普通の物事を、完璧にすればいいだけだ。』

投資家の中でも並外れた結果を出している方の言葉です。

(経営学者)ピーター・ドラッカー氏は

『成果をあげる人とあげない人との差は、才能ではない。いくつかの習慣的な姿勢と、基礎的なものを身につけているかどうかの問題である。』

ドラッカのいう習慣的な姿勢と、基礎的なものとは?

(実業家)ウォルト・ディズニー

『夢を叶える秘訣は4つの「C」に集約される。それは「Curiosity 好奇心」「Confidence 自信」「Courage 勇気」そして「Constancy 恒常・継続」である。』

 

しかし、

「よしこれをやるぞ‼︎」と決めたのに、「三日坊主」の経験ありませんか? 『継続』が大切ということは頭ではわかっているのだけれど・・・・。体が・・・。

『毎日少しずつ。それがなかなかできねえんだなあ。』

相田 みつお ( ?)

ちなみに私は「これ毎日やろうと決めても続かない」ということがよくありました。
実は継続にはスキルが必要だったのです。

3、継続するためのスキル

わかってはいるんだけど、行動に移したり、続けることができず、自分ってダメかな、と思ってしまったことはありませんか?

わかってはいるけれども、体が動かない。

意志の力で自分をコントロールできない

意志が弱い?と思ってしまっていませんか?(自分を責めなくても大丈夫)

いいえ、習慣を作ってしまった方か継続は楽になるのです。
(例、この時間は必ず学習の時間に充てる、この時間は運動、など)

2-b.イチロー選手の日々のルーティーン

イチロー選手の日々のルーティーンはよく知られていることですが

朝起きてスタジアムに向かい、同じ動作で打席に向かう
その目的は基本的に、いかにして“ノーストレスな状態”を作り出すか、ということのために行なわれています。 強いストレスがかかる野球に集中するため、それ以外の生活ではストレスをなくしたいという考え方のようです。

グラブ磨きに隠されていること。
「道具を大切にする、ということだけでなく、オンとオフの切り替えになっています。その日の最終的なルーティンを丹念に行ないながら、反省もする。そしてスタジアムを出たら、その後は仕事を家に持ち帰らない。グラブを磨く作業で仕事の全てを終わらせているのです。」

(余談になりますが、何事にもストイックなのだろうと思いがちですが、食事に関しては、偏食で、その時の好きなものを食べるそうです、、、、(笑)。神戸に帰ると週6日牛タン

2-c.脳は決定することに疲れる。

脳科学の研究では、『決定』が脳にとって非常に負担(エネルギーを使う)になることがわかっています。

スティーブ・ジョブズがタートルネックにジーンズ
マーク・ザッカーバーグがグレーのTシャツにジーンズを毎日着ることはよくしられています。
それは自己のブランドやイメージの統一という見方もありますが、毎朝着る服を選ぶための無駄なエネルギーを省き、脳は疲労しないで済みます。

習慣化してしまった方が実は楽‼︎なのです。

大きなことを成し遂げたいと思った時に、信念や意志の力が必要であることは確かです。 しかし、自分がこれだ、これをやるぞ‼︎と決意を決めたら
それをルーティーン化=習慣化してしまうことです。

これは結果を出している人がよくやっている方法。『なぜそんなに続けることができるの?」「あの人は意志の強い人だ」 と周りの人からは見えます。『できる人』は成功体験を元に意識的におこなっているのです。

(また自分が「趣味」のように楽しいと感じること。)

そして習慣を身につけることによって意志の力がさらに強くなります。

自分の習慣をコントロールし理想に歩き出そう‼︎

習慣化とは「ヨッコラショ‼︎ではなく、息をするように、何も考えなくてもできるようになっている状態のこと」です。すごい力になると思いませんか?

 

習慣化に必要な期間

そこで習慣化・定着までの期間ですが、21日説、66日説、3ヶ月?などがあります。

21日説:

「整形手術を施した後、その患者が自分の新しい顔になれるのに平均すると約21日かかる」という形成外科医であり臨床心理学者でもあるマクスウェル・マルツ博士の調査からで、(習慣化という点で今では多くの識者、研究者からもこの説は否定されているようです)

 

平均66日説:

ロンドン大学のフィリッパ・ラリー博士が「人間の習慣化」に関しての研究から、         人の習慣が定着する期間を割り出しています。

あくまで平均、目安になります。

なぜなら習慣化するまでの期間は、その人の性格、1日に行う量、取り組む内容によって変わるからです。

習慣パターンは3つに分類され、それぞれに習慣化の期間が異なります。(単純な作業=2週間、より大変な行動は90日など)

  • 行動習慣(読書・勉強・ブログなど)…1ヶ月
  • 身体習慣(ダイエット・運動・早起きなど)…3ヶ月
  • 思考習慣(論理的思考・プラス思考など)…6ヶ月  とも言われます。

最低週4回以上を8週間続けると習慣化できるという調査もあります。

ですから66日は目安と考えて、何事も3ヶ月くらいは続けてみることが大切なのです。

1日サボったくらいでは影響はないそうです。(2日で1週間、1週間サボると1ヶ月後退)

やはり最初は大変です。(それは覚悟、)やめたくなる時、行動が飽きてしまう

倦怠けんたい時期』もあり、引き戻してくれるのがあなたの目標や理想です。(目標を書いた紙)

 

(1817~1862)

”『意識的に努力すれば 必ず人生を高められるという事実ほど、

人を勇気づけるものが他にあるだろうか?』”

ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(アメリカ合衆国作家思想家詩人博物学者。)

 

 

やるぞと思えるものがあれば後はやるだけ。

それが正しい努力であるかは大切。ときには修正が必要なことも。

4、成長のスパイラルを知ろう

世界最大のヘッジファンドの創業者レイ・ダリオ氏は「成功するための5つのこと」を上げています

5:00〜

(大胆な)ゴールを決め→問題を認識(問題や失敗)→原因を探り→対処するデザインを作る→遂行する。

人生はこれの繰り返しで、これを続けると前に進める。だから「失敗」から学ぶんだ。と

この方法とおんなじような事例に

[PDCA]と言われるものがあります。Plan 計画→Do 実行→Check 評価→Action 改善

((Plan) やってみて(DO)→感じる(問題・失敗・評価)(Check)→改善(Action)    正しい(Check)ができるかはその人のセンス。(成果を出す人はそこの本質を掴む感受性のある人。)(1950年代、品質管理の父といわれるW・エドワーズ・デミングが提唱したフレームワークです。)

レイ・ダリオ氏、「失敗は宝を与えてくれるパズル」と述べました。

行動して失敗→改善を繰り返そう。(問題や失敗はつきもの)

5、ではどのような習慣を身につければよいのか?(でしょうか?)

違いを生むもの

(将棋棋士)羽生 善治氏

『何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なこと。』

ですので、脱落する人が多く、残るのは数%と言われます。(トップランナー)

 

エネルギーに満ち、イキイキと充実した毎日を送るために。

人生を変えるー身につけたいよい習慣ー(として)8つ

これからあげる8つのことを次回から8回に分け、一つずつ詳しく考察していきます。

キーストンハビット(要の習慣)3つ 読書・瞑想・運動と言われます。(他の良い習慣を連鎖的に取り入れやすくする習慣)

まず、なりたい自分、望みをはっきりさせること

1、ヒューマンコミュニケーションの世界的権威(ビジネスにおける人間関係を語る第一人者)である、アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ著書「ブレイン・プログラミング」より

 夢・理想の設定方法と叶え方を

あなたを動かす原動力となるでしょう

 

 

2、世界中の論文を元に執筆されている(メンタリストDaiGoさん著書「超集中力」より)

 集中力を最大限にする工夫と方法。を

これは総合的な観点からのエネルギーのことです。

 

 

3、ハーバード大学教授 ジョン・j・レイティ著書『脳を鍛えるには運動しかない』より

 運動の魔力 [脳を最高の状態に保つための方法]として科学的にも運動というものがとても重要ということがわかってきました。

運動が幸せホルモンであるセロトニンの分泌と快楽物質であるドーパミンの分泌を促進する

現代人は生活環境によってドーパミン受容体が少なくなっている→多幸感や達成感が得られにくい

運動することでドーパミン受容体は回復していきます。

活動量Up・メンタルUp・行動力Up

 

4、『スタンフォード式 最高の睡眠』西野精治 著書 より

 究極の睡眠を 睡眠は、脳と体の疲れをリセットする手段

〜人生の1/3を占める時間の質を高めよう〜

5、瞑想の力〜googleや著名人(優秀な人)が取り入れる理由〜(Yoga)                    ありのままを観る 創造性を育む「心の平穏」そして感情のコントロールができ意志力も上がる。

例:気が散ってしまった時、「今は集中する時」と引き戻す、「今日は運動やりたくない」という感情に流されない、というふうに。

瞑想とは無心になることで自分を客観視できるという点で良い習慣

ストレス・不安の軽減→ 行動力のUP

「マインドフルネス (ストレス低減法) / J・カバットシン著 や他の著書を元に(オリジナルズ)

「サーチ・インサイド・ユアセルフ」チャディー・メン・タン

6、学ぶとは良い学習方法とは?を知る

マハトマ・ガンジーの言葉:”明日、死ぬかのよう生きよ。永遠に生きるかのように学べ”という言葉があります。

「学ぶ」の語源は真似ぶこと、マネするとはそのままやってみること

読書の有益性。(長年の経験によるデータを数時間でダウンロードできる)今まで生きてきた成功者や偉人の言葉を時空を超えて触れることができる習慣である。

「マネーリテラシー」の必要性 「収入と読書量は比例する」とも言われていたり

日本の社会人の1日の平均学習時間5分らしい。やばくないですか?これからは企業に依存しているだけでは危険で自立が求められる時代です。
アウトプットを前提にした学習が必要で、
復習(アウトプット)しないと結局73%忘れているよ。[PDCA]など

学んだことは行動(実践)するかアウトプットすることで良い習慣を引きつける要因となる。

(参考文献:多数、未定)

7、食事と栄養 脳と体のエネルギーの源について知る。

栄養学
水をよく飲もう(参考文献:未定)

発達障害(ADHD)と診断された子供が食生活を変えることで人生が劇的に変化した事例もあり、やはり食事は私たちのエネルギーの源・基盤です。

「超一流の食事術」アイザック・H・ジョーンズ著より ほか

8、人格の形成 =人間性が大事。人格の形成と習慣を解いた 有名な『7つの習慣』スティーブン・コヴィー著より あなたの人生のしっかりとした土台となるでしょう

ウォーレン・バフェット氏は

『人を雇う時に見るべきは、誠実さ、知性、エネルギーという3点だ。              最初のひとつがなければ、残りのふたつがあなたを殺しにかかる』

誠実さの大切さが窺える。

あなたの人生のしっかりとした土台となるでしょう

 

8回に分け週に一回のペースで配信します。

この中でキーストンハビット(要の習慣)3つ 読書・瞑想・運動と言われます。(他の良い習慣を連鎖的に取り入れやすくする習慣)

5、最後にまとめです

まず自分の人生を生きること。主体的であること

1、(そして) 習慣が人生にとっていかに大切か?ということ

2、『継続』のもつ、大きな大きな力のこと

天才と言われる

(理論物理学者) アルバート・アインシュタイン氏 (でさえ)1879~1955

『天才とは努力する凡才のことである』

芸術家のゴッホでさえも

『偉業は一時的な衝動でなされるものではなく、小さなことの積み重ねによって成し遂げられるのだ。』

と述べています。

3、実は継続にはスキルが必要だった。それは習慣化であり→ルーティーン化。実はそのほうが楽。(具体的にはセルフマネージメントやスケジューリング)

4、成長のスパイラルを知ろう。行動して失敗→改善を繰り返そう。「失敗を恐れる必要はない」

5,ではどのような習慣を身につければよいのか?ー身につけたいよい習慣ー8つ

5、まとめ

 

「今の自分を変え」「イキイキとした人生を送り」「成功する」ために

皆さんも自分の習慣を再設計し直してみませんか?

次回から著名な本を元に、8回に分けて考察していきますので、よろしくお願いいたします。