【環境デザイン研究所】チラボン
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アドラー心理学 part1「あなたは変わることができる」~幸福へのステップ

4100文字=13分

幸せになる勇気

こんにちは「より良く生きる」をテーマに発信しています【環境デザイン研究所】です。 今回は、

「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な”答え”を提示してくれているという、アドラー心理学を見ていきましょう!

このような「人が幸福に生きるためのヒント」をあなたも知りたくはありませんか?

(「悩みを消し去り、幸福に生きるための具体的な「処方箋」がこの本にはすべて書かれている。)

本書「嫌われる勇気」というアドラー心理学をわかりやすくまとめた本から

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重要なポイント3つ

に絞ってシンプルにまとめてみます。

1、あなた自身が人生を選んでいる「人は変われる」
(変われない人も変わらないことを選んでいる。トラウマでさえ)

2、人の悩みというのは「すべて人間関係から」であり、
そのより良い関係性の築き方を教えよう

→幸福に生きるために「承認欲求を否定せよ」(他人の人生を生きるな)(自由)
=これが「嫌われる勇気」
+→課題の分離(人は人自分は自分)
+→縦の関係ではなく横の関係を築きなさい(「共同体感覚」)(同じでないけど対等)(介入ではなく援助を「勇気づけ」)

追加
3、自由とはそして「嫌われる勇気」

 

3、「幸福とは貢献感である」
自らの価値や生を実感できるのは→他者に貢献すること

→自分には価値があると思えたとき
→「私は共同体にとって有益なのだ」と思えたとき。(「私は他者に貢献できている」と思えること)
=周り回って、それがあなたの生きる勇気につながる。(自らの価値を実感)

そして、「いま、ここ」に生き、「他者に貢献する」という導きの星を指針に!生きようというのがアドラーの提案です。

これらを前編・中編・後編の3回に分けて見ていきます。

アルフレット・アドラーは1870年、オーストリアに生まれ、ユダヤ系の両親のもと中産階級で育ち、アドラーは幼い頃に、声帯のけいれんとくる病に苦しんだ。また、3歳下の弟が生後1年でジフテリアで死んだこと、何よりアドラー自身が4歳の頃に肺炎にかかって危うく死にかけたことが、医師を志す動機となった。
精神科医、心理学者、社会理論家。フロイトおよびユングと並んで現代のパーソナリティ理論や心理療法を確立した1人。
アドラー心理学は欧米で絶大な支持を得ているそうです。

 

 

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本書「嫌われる勇気」は、岸見一郎と古賀史健(コガフミタケ)という方の共著による、アルフレット・アドラーの「アドラー心理学」を哲学者(哲人)と若者の会話を通して、物語形式を用いて、わかりやすく解説・まとめたものです。

(興味を惹かれる言葉
「世界はどこまでもシンプルであり、人は今日からでも幸せになれる」
人は変われます。のみならず、幸福になることもできます。」)

1回目の今回は

1、あなた自身が人生を選んでいる「人は変われる」

(変われない人も変わらないことを選んでいる。トラウマでさえ)
今回の内容は、耳が痛く頭をガツンと叩かれる衝撃、もしくは受け入れ難い内容もあるかもしれませんが、耳を傾けてみてください。

悩み多き青年には、この世界は矛盾に満ちた混沌とした世界に見え、幸福などあり得なかった。

哲学者である哲人はこう言う。「それは世界が複雑なのではなく、ひとえにあなたが世界を複雑なものにしているのだ」と。
いまあなたの色眼鏡では世界が複雑怪奇な混沌として映っている、しかしあなた自身が変われば、世界はシンプルな姿を取り戻します。
問題は世界がどうあるかではなく、あなたがどうあるか」なのです。

また哲人は続けてこう言います。
人は変われます。のみならず、幸福になることもできます。」と

D・カーネギーはアドラーのことを「一生を費やして人間とその潜在能力を研究した偉大な心理学者」だと紹介していて、彼の著作には色濃く反映されている。スティーブン・コヴィー氏の「7つの習慣」でもアドラーの思想に近い内容が語られています。
つまり、アドラー心理学は、堅苦しい学問ではなく、人間理解の真理、また到達点として受け入れられている。そうです。

アドラーはトラウマ(心に負った傷)でさえ否定しています。その理由。
「いかなる経験も、それ自体では成功の原因でも失敗の原因でもなく、自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味」によって自らの生を決定する
例えば:引きこもりの人は「引きこもりたい」という目的があって何かを原因としている。
また、怒って大声をあげた人の原因は、自分の主張を押し通す(相手の屈服)ために、怒りの感情をこしらえ使っている。それは目的を達成するための手段であると(=「目的論」)

人は感情に抗えない存在ではない。人は感情にも支配されない。そして過去にも支配されない。と

たとえば、ある人の過去に、両親の離婚という出来事があったとしましょう。そこにどんな意味付けをほどこすかによって、現在のあり方は決まってくる
問題は「なにがあったか」ではなく「どう解釈したか」

(あなたは変われる、そのサングラスをとった時、世界は眩しすぎるかもしれない。
あなたに変わる勇気があれば。
人は変われます。のみならず、幸福になることもできます。1人の例外もなく、いまこの瞬間から。)

変わることの第一歩は、知ることにあります
答えとは、誰かに教えてもらうものではなく、自らの手で導き出していくものです

(私の補足:この意味は学んだことを自分で実践して、試行錯誤し、導き出していくもの。知っているだけでは意味がない。あなたにあった方法というのがある)

大切なのは何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである」あなたが「あの人のようになりたい」と他の誰かになりたがっていると幸福にはなれません。ひとえに「何が与えられているか」にばかり注目しているからです。そうではなく「与えられたものをどう使うか」に注目するのです。

アドラー心理学では、性格や気質、人生における思考や行動の傾向のことを
ライフスタイル」と呼んでいる。(先ほどお伝えした経験に与える意味・解釈の積み重なったもの)
その人が「世界」をどう見ているか?(解釈)また「自分」のことをどう見ているか?(解釈)これらの「意味付けのあり方」を集約させた概念。狭くは性格、広くはその人の世界観や人生観。

きっとあなたは、気質や性格は自分の意志とは無関係に備わっているものと考えているはずです。しかしアドラー心理学では、ライフスタイルは自ら選びとるものだと考えます

「あんな境遇に生まれたかった」とそこで終わってはいけないのです。問題は過去ではなく、現在の「ここ」にあります。

あなたが変われないでいるのは、自らに対して「変わらない」という決心を下しているからなのです。
不便で不自由、不満なところがあっても、変えずにいる方か楽だだと思っているのでしょう。(コンフォートゾーン)人はそのほうが安心を感じるのです。

ライフスタイルを変えようとするとき、われわれは大きな”勇気”を試されます。変わることで生まれる「不安」と、変わらないことでつきまとう「不満」。

アドラー心理学は勇気の心理学です。あなたが不幸なのは、過去や環境のせいではありません、ましてや能力が足りないのでもない。あなたには、ただ”勇気”が足りない。いうなれば「幸せになる勇気」が足りてないのです。

あなたの人生は「いま、ここ」で決まる

では「どうすればそのライフスタイル(思考・行動傾向・世界観)を変えることができるのですか?」

一番最初にやるべきこと、それは「いまのライフスタイルをやめる」という決心です。
(私見;やめる決心をするには気付き(知ること)が必要。これには自分の持っているライフスタイルが何か偏ったもの(思い込み)であるのではないかという気付き、自覚から)

よく「やればできる」という可能性を残しておきたい人がいる。落選する(失敗)、という現実に直面したくない、時間さえ、環境さえあれば、という可能性のなかに生きていたいのです。
本当であれば、賞に応募し落選するならすればいいのです。もっと成長できるかもしれませんし、別の道に進むべきだと理解するかもしれない。いずれにせよ、前に進むことができます。応募しないままでは、どこにも進めません。
失敗を恐れるな、挑戦を避け前に進んでいないことだけを恐れろ!

私見:私の個人的な提案ですが、自分をより良く変えていきたいと思っておられる方は、「運動や筋トレ(ヨーガ)」を生活に取り入れてみることをお勧めします。
以下にスタンフォード大の心理学者:ケリー・マクゴニガル氏の著作からの引用です。
「運動の効用は、健康増進やダイエットにとどまらない。やり遂げる力他者との絆困難に立ち向かう勇気人生を充実させる全てが、体を動かすことで手に入る。」
(「スタンフォード式、人生を変える運動の科学」より)
私は運動(体を動かすこと)が、アドラーの言う「”勇気”」の大きな一助になると考えます。 よろしければ、こちらの動画も参考にしてみてください。
また、自分をより善く変えていくためには、正しい努力(効率化・テクニック)が必要です。間違った努力では効果は上がりません。これから一緒に勉強していきましょう!
戻ります。

アドラーは「これまでの人生に何があったとしても、今後の人生をどう生きるかについて何の影響もない」といっています。
自分の人生を決めるのは「いま、ここ」にいるあなたなのだ。と
なんだか勇気が湧いてきませんか!

今回はこれで終わります。

内容が気になった方は、ぜひ本書を手に取りご覧になってみてください。幸せに生きるためのヒントに触れられます。

最後まで見ていただきありがとうございました。
次回の中編は人の悩みというのは「すべて人間関係から」であり、そのより良い関係性の築き方を教えよう。です。
フォローしてもらえると喜びます。それではまた、バイバイー

 

 

 

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