【環境デザイン研究所】チラボン
〜よりよいライフスタイル、知恵の一助になれれば幸いです〜
よりよく生きる

人生を変える〜習慣の科学〜_09[人間性-7つの習慣より] 1章

こんにちは。『環境デザイン研究所』です。

今回は

「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー氏 の著書です。

世界発行部数:3000万部突破

 

amazonで調べる↓

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

 

 

人生に重要な指針を与え、気づかせてくれる、世界的名著です。

他の動画でも配信されていますが、時間が限られているせいか簡潔すぎ、この本の魅力を伝え切れていない内容ですので、私は、できるだけ丁寧に数回に分けて解説していきたいと思います。

今回の第1章は「主体性」と「終わりを思いえがくことからはじめる」編です。より良い人生、習慣の土台となっている原則です。

あなたも是非のこの本を手に取り組んでみて下さい。

 

人格の形成

人格の上に立つスキル・テクニックでなければ効果的な人生にとって意味はないし、長期的に望む結果は得られません

『人格は繰り返し行うことの集大成である。それゆえ秀でるためには一度の行動ではなく習慣が必要である』

古代ギリシャの哲学者:アリストテレス

 

 

また、「優秀さは訓練と習慣の賜物である。私たちは美徳と優秀さを持っているから正しく行動するのではない。むしろ正しく行動するから美徳と優秀さを持つことができるできるのである」別訳

 

私が思った、『この本のポイントは自分自身(生きる上での)の原則(また憲法ともいえる)を自分自身で見出しなさい』ということだと感じました。

「こうしなさい」と提示されておらず。見出しなさいと

 

この本の推薦文の紹介

「人類の叡智を結晶させた本書を常に思考と行動の原点にしていただきたい。」千葉商科大教授・宮崎緑

「スティーブン・コヴィーはアメリカのソクラテスである。」ブライアン・トレーシー

「歴史上200年にわたる成功者の人生と人格に関するコヴィー氏による研究の集大成である本書は人類全体の財産である」リッツ・カールトン支配人 マーク・レッテンビグラー

7つの習慣〜人格主義の回復〜より

著者の紹介:スティーブン・リチャーズ・コヴィー氏

自分の運命を自分で切り開くための深いアドバイスをわかりやすく教えることに生涯を捧げた。切に願っていたこと「正しい原則に基づいた社会ができあがること」

初版:「7つの習慣 成功には原則があった」1989年

著書と作者の紹介

どんな本?

歴史の中で長く繁栄してきた社会すべてに共通する原則、不変にして普遍の原則、自明の原則に基づいている。これらの原則は私が考え出したものではない。私はただ、これらの原則を明確にし、体系づけただけなのである。

 

この本の紹介は私のフィルターをとおしたスキミング(拾い読み)が入っていますので、あなたも是非、この良書を手に取り読んでみてください。

amazonで調べる;       完訳 7つの習慣 人格主義の回復

 

ここで、まず本書の全体の構成のお話をしておきます。

私的成功 という項目の中で(まず個人として成功しよう)

1つめの習慣、主体性

2、終わりを思い描くことから始める

3、最優先事項を優先する

次に公的成功  という項目の中で(みんなで成功しよう)

4、WinーWinを考える

5、まず理解に徹し、そして理解される。

6、シナジーを創り出す。

7、刃を研ぐ

まずは「個人として成功しよう」そして「みんなで成功するために」というような構成になっています。ここでいう成功とはとても深い意味があります。

1、パラダイムと原則とは?

 

パラダイム:ある時代のものの見方・考え方を支配する認識の枠組みのこと(範、模範)

固定概念・社会通念を持っているもの

原則とは?特別な場合は別として、一般に適用される根本的な法則

パラダイムシフトとは:(時代や分野の)一言で言うと価値観(認識・思想)の変化)

 

私たちの人格は、習慣の総体である。

習慣とは:一貫性、また無意識に行われる行動パターン

本書では習慣を:「知識」(何を、なぜ)「スキル」(どのように)「意欲」(動機)の3つが交わる部分と定義。 それが習慣を作る。

知る→実践する→人に教える(と効果的)

『自分を成長させるのは平坦な道ではないが、それは至高に通じる道である。これに優る投資が他にあるだろうか。』

”意識的に努力すれば必ず人生を高められるという事実ほど、人を勇気づけるものが他にあるだろうか。”  ヘンリー・デイヴィッド・ソロー

2、私的成功

自分を深く知り、自分の本質、内面の奥深くにある価値観、自分にしかできない貢献に気づく

自分の価値観に従って行動すれば、あるべき自分を認識し、誠実、自制心、内面から導かれる感覚を得、充実した平安な気持ちに満たされる

周りからどう見られているかが気にならなくなると、他者の考え方や価値観、彼らとの関係を大切にできるようになる。

→自分を変えようという意欲が生まれ、実際に変わることができる。

2-1. 第1の習慣「主体的である」

『意識的に努力すれば必ず人生を高められるという事実ほど、人を勇気づけるものが他にあるだろうか?』 ヘンリーデイビッド・ソロー

習慣の土台となっている原則「主体性」

人間には『自分で人生を選びとる』能力が備わっているということを知る

『自覚』自分自身を客観的に見つめる能力)これは人間にしかできないこと。他者の経験からも学べるし、習慣を身につけることも、断ち切ることもできる。『自覚』という能力のなせる技

人間を人間たらしめているもの『自分の感情や気分や思考を切り離して考えられること』が人間と動物の決定的な違いの理由。それが『自覚』あと3つは「想像」「良心」「意志」

「想像」:現実を超えた状況を頭の中に生み出す能力。

「良心」:心の奥底で善悪を区別し、自分の行動を導く原則を意識。判断する能力

「意志」:他のさまざまな影響に縛られずに、自覚に基づいて行動する能力

人は自分(関心事・自分の弱さ)というフィルターをとおして相手を見ている。自分自身を相手に投影している。

人間の内在する最大の可能性は→刺激と反応の間に存在する『選択の自由』なのだ。(人間は本能や調教に関係なく自分で新しいプログラムを書くことができる。)

主体性とは、自発的に率先して行動することだけを意味するのではなく、人間として自分の人生の責任を引き受けること私たちの行動は、周りの状況ではなく、自分自身の決定と選択の結果である

支配されることも自分で選択しているのだ→「反応的」になる→社会的環境に左右される

「今日の私があるのは、過去の選択の結果だ」と

『自ら動くのか、動かされるのか?」

反応的な人の特徴:他者の弱み、周り環境の問題点、自分にはどうにもできない状況に関心がいく。→人のせいにする態度、反応的な言葉、被害者意識

決意を守る

「自覚」と「良心」という能力を使い、自分の弱点、改善すべき点、伸ばすことのできる才能、変えるべき行動、やめなければならないことを意識することができる。

行動のために、「想像」と「意志」を働かせ、自分に約束し、目標を立て、それを必ず守る。

自分の人生の主導権を握るための2の方法の提案

・何かを約束して、それを守ること

・目標を立て、それを達成するために努力すること

自分自身の人生に対する責任を引き受ける勇気と強さを得られる

まとめ、

人間だけに授けられた4つの能力(想像できること・良心を持っていること・意志があること・自覚・客観性を持っていること)に従って、「あなたは人生の創造主である。あなたには責任がある」ということ

「もし子供のときに与えられたプログラムが間違っていることに気づく、社会通念の鏡に映るプログラムも間違っていることに気づく、このような効果(意味)のない脚本は好まない。自分で書き直すことができる」

 

この本の紹介は私のフィルターをとおしたスキミング(拾い読み)が入っていますので、あなたも是非、この良書を手に取り読んでみてください。

 

amazonで調べる↓

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

 

2-2. 第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」

『私の人生の目的は?』

a. 「終わりを思い描くことから始める」

静かに読み、考えてほしい。ここからP116を引用します。

自分自身の葬儀を想像してみる。4人の弔辞(親族、友人、仕事関係、奉仕活動関係の1人)

どういう人物だったと見て欲しかったか?彼らの人生にどのような影響を及ぼしたかったのだろうか??読み進める前に簡単に書き留めてほしい。

(→多くの人に大きな良い影響を与え、(若者に)私もこんな人になりたいと思われ、多くの人の記憶に残り、記憶としての作品を残し、惜しまれながら最期を迎える」親族「あなたを生んでよかった・とても優しく、誠実なパートナーだった。」友人「とても信頼のおける魅力的な人だった」仕事関係「後世に残る作品と記憶、無形な遺産を残した人だった。」奉仕活動(世界の人の幸せと安寧のため)「多大な貢献を残した人だった」と)人々の希望になるような存在。)

それは自分の内面の奥深くにある基本的な価値観に触れられる。それはあなたの内面にあって影響の輪の中心にある、あなたを導く価値観である

それを人生における行動の基準とし、毎朝)「自分の人生の最後を思い描き」それを念頭に置いて今日という1日を始めることである。そうすれば、あなたにとって本当に大切なことに沿って、今日の生き方を、明日の生き方を、来週の生き方を、来月の生き方を計画することができる。

仕事に追われ「活動の罠」にはまり、間違った壁に掛けられた梯子に登っていないか?

作者は「自分の葬儀で述べてもらいたい弔辞を真剣に考えてみてほしい」とそれがあなたの成功の定義になる。これまで思っていた成功とは全く違うかもしれない。名声?業績?を努力して手にすること?金持ちになること?

 

b、全てのものは二度作られるという原則

第一が出来ないと第二も出来ない。

第一の創造:知的創造  (建築の設計図のようなもの)(「自分の終わり」)

第二の創造:物的創造

設計図がなければ費用が2倍にも膨れ上がることもある。設計図を元に材料、工費、日程が組まれる。

ビジネス→『事業計画』何を達成したいのかを明確にしなければならない→製品、サービスの吟味→必要な資金→研究開発→生産→マーケティング→人事→設備→などのリソースを組織(第一の創造ができていないと失敗する)

同じこと:子育て、旅行、庭づくり、スピーチ、都市の景観整備、服作りでもいえる。

c. 描くか委ねるか?

自ら自分の人生の脚本を描くか?それとも家族や同僚から押しつけられる脚本に委ねるか?(弱さ、依存心、愛されたい、属していたい、〜人物と見られたい)

第一の創造で自分の人生を自分で描く→そして第2の創造で主体的なあなたができる。(あなたは創造主か?)  第一の創造を他者に任せてしまうのか?→主体的でなくなる

d.リーダーシップとマネージメント

リーダーシップは第1の創造:何を達成したいのかを考える。(正しいことを行う)梯子が正しい壁にかかっているかを判断すること。「ここに行こう」(方向性、目的)「ここの森を開拓しよう」

マネジメントは第2の創造:目標を達成するための手段・スキル(戦術)(正しく行う)成功の梯子を効率的にうまく登れるようにすること(能率、効率、ルール)「この森の開拓は決まった。どのように・ブルドーザー?チェーンソー?)

あらゆることが目まぐるしく変化する現代社会(業界の変革時)でこれまで以上にリーダーシップの重要性が増してくる。

私たちに必要なのは、はっきりとしたビジョン、明確な目的地である。

現代社会に必要とされるのはリーダーシップ。マネージメントはその次。(正しい方向に経営資源を投じること)

正しい方向に進んでいくための創造的なリーダーシップを発揮しなかったら、マネジメント(従業員。メンバー。技術・戦略)がいかに優れていても、失敗は避けられない。「沈みゆくタイタニック号の甲板に椅子をきちんと並べるようなもの」

まず、自分の人生に自らがリーダーシップを発揮すること

e. 脚本を書き直す:あなた自身の第1の創造者となる

一般的に多くの人は「他者から与えられた多くの脚本にしたがって生活している」だろう。それは当然のこと。

自覚を育てていくと、多くの人は自分の中にある脚本・パラダイム(思い込み)は不正確、また不完全だと気づく

自分自身の最も深い価値観(最後を思い浮かべる)と一致する脚本。行動と態度の源となる脚本(パラダイム)を書き直すこと。

その価値観『終わりを思い描くこと』をしっかりと念頭に置いて、1日を始めること。どんな試練にも誠実な行動をとることができる。(感情に流されず)

f. 個人のミッション・ステートメント

・個人の信条、理念をな表明したもの「どのような人間になりたいのか?(人格)」「何をしたいのか?(貢献、功績)」自分の人生におけるミッション

・その人の憲法といえるが(会社や組織にも必要)

例・どんなことがあっても正直でいよう。
・ユーモアを忘れないようにしよう
・自分のエネルギーを最大限に生かす工夫をしよう
・失敗を恐れず、失敗から学び成長の機会を逃すことだけを恐れよう。
・部下(若者)の成功を助けよう
・自分が話す2倍の時間、人の話を聴こう
・子供たちには、愛すること、学ぶこと、笑うこと、自分の才能を伸ばすことと活用することを教えたい。
・自分の限界を押し広げ、可能性を解き放ち、選択の幅を広げる習慣を身につける。
・私はお金に使われず、賢く使う、経済的自立を目指す
・収入以上のお金は使わず、収入の一部は定期預金や投資にまわす
・自分の持っているお金と才能を使い、奉仕活動や寄付を通して社会に貢献する。

「人生においての目標、人生の意味を見出すこと」人生を方向づけるビジョンと価値観がミッション。

是非、紙に書き出してみましょう

この本の紹介は私のフィルターをとおしたスキミング(拾い読み)が入っていますので、あなたも是非、この良書を手に取り読んでみてください。

 

amazonで調べる↓

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

著者;スティーブン・R・コヴィー

より

第2回目は大切になってくる

あなたは『何を心の中心におきますか?』

第2章:原則・中心について(何を中心とするか?)

お話しさせていただきます。

g. 内面の中心にあるもの

あなたは『何を心の中心におきますか?』

大切にしていること、心の中に浮かぶものはなんでしょうか?

家族、妻、仕事、なんだかんだやっぱり全てを支えてるお金が大事じゃない?宗教観、所有物?でしょうか

 

それはあなたが世界を見るときのレンズであり、あなたの世界観を形成する。

前章で自身の最後を思い描くことで、自分の内面の奥深くにある基本的な価値観、あなたを導く価値観にふれてもらった。

「良心」をコンパスに、自分の独自の才能や貢献できる分野を発見できる。

自分が望む終わりを思い描き、どの方向に、どんな目的で第一歩を踏み出せば良いのかを知り、正しい原則を大切にしていれば、ミッションステートメントという自分の成文憲法に息を吹き込むことができる。

自分の人生の中心に置くものがなんであれ、それは安定、指針、知恵、力の源となる。このようなイメージです

4つの力

安定は:存在価値、アイデンティティー、自尊心を生みます。

指針は:行動基準、人生の方向性の根源になります。

知恵は:原則をどう実践するか。人生観、生活上のバランス感覚になります。

:選択、決断、行動のエネルギー、潜在的な能力

 

正しい心の安定と明確な指針は正しい知恵をもたらし、知恵は花火となって、力を正しい方向に解き放つ。この4つが1つにまとまり、調和がとれ、ここの要素がお互いを高める状態になっていれば、気高くバランスがとれ、揺るぎない見事な人格ができる。

自立した強さ→豊かな相互依存関係の土台が築かれます。

 

何を中心(大切)としているか? 人が一般的にもつ中心(存在価値)➡️いいとはいえない例を簡略に説明します。

配偶者中心→(自然で当たり前のように思えます)強い依存心→感情や相手に【力の源】が左右されてしまう。

家族中心→(自然で妥当なことに思えます)家族の評判?子供に好かれたい欲求?子供の最終的な幸福を考える力と余裕を持てなくなる

お金中心→(家族・社員を養うために大切です。が)→他に大事なことよりお金そのものにに縛られてしまう。資産の評価額が私の自尊心の源であるなら、その事柄にいちいち敏感になる。(限定的な力と安定は与えてくれるかもしれないが失う可能性もある)(人間関係で金の切れ目が縁の切れ目になってしまっていないか?)

仕事中心→自分の健康や人間関係など人生において大切なことを犠牲にしてまで仕事に向かってしまう。仕事をしている時だけ安心できる。自分の仕事の役割に制限される。

所有物中心→これは物の他に、名声、栄誉、社会的地位など無形のものが含まれ、多くの人にとって生きる原動力となる。しかし環境で自尊心が揺らぎ、それらを守るのに必死になり、失うこともある。

娯楽中心→映画、テレビ、ゲーム、女性、銭稼ぎ。時間=人生の消費。一瞬の楽しさ。人間の潜在能力は眠ったまま。ただ自己満足

友人・敵中心→他者の気分、感情、態度、行動に自分のあり方が左右される。敵(嫌い)だと思う人に反応し、対立することで無意識に依存してしまうことがある。上司、離婚相手、親など。相手に対して指針がブレる。

教会中心→教会(自分が所属する宗教・宗派)を「手段でなく目的」ととらえていたら、知恵を発揮できず、自己の偽善的な行いを正当化し、周りの人をステレオタイプでしか見られなくなる。宗教活動はしていなくても、高い倫理観にかなった生き方をしている人もいる。教会は神聖な力を人間の内面に通わせる1つの手段だととらえるべき。

自己中心→顕著な現れは”わがまま”。受け入れるだけで与えることはしない「テイカー」 逆に他者、社会のためになることを考えると→4つの要素を劇的に向上させることができる。

いかがでしたでしょうか?

上記の中心は、依存になってしまうということです。

h、あなたの中心を明かにする

私見;前の自分は仕事中心 他の大切なことをたくさん犠牲にしてきたことに気がつきます。

(例)お金中心であると→

安定の力:・自分の存在価値は資産の額で決まる。経済的安定を脅かすものに過剰に反応する。

指針:利益があるかどうかを基準にして自分の意志を決める

知恵:金を儲けるというレンズを通して人生を見ているために、判断に偏りがある。

力:狭い視野の範囲で、自分が持っているお金でできることしか達成できない。

i. 原則中心へ

人生の中心に「原則」を据えれば、人生を支える4つの要素を伸ばしていく堅固な土台ができる。このようなイメージです。

どんなものにも影響されない不変のもの

『原則』とは?

時代を超えた人類共通の根本的な真理:人間の何千年もの歴史を通して原則が何度も勝利を収めていることを知る。

どういうこと?

人間の成長をつかさどる原則を理解すれば→世界を見るレンズの焦点を合わせられるようになる。

原則中心の生き方から生まれる知恵と指針は、物事の過去、現在、未来を正しく捉えた地図に基づき、その人の力は、個人の自覚の力、知恵の力、主体性の力である。

他のすべての中心を正すことができる原則中心のパラダイム

原則を中心に持っていれば全てを良い方向に向けることができる(包丁の使い方を知るような)

(例)力・他者との良い相互依存の関係を育てることによって、自分が持っているリソースでできることをはるかに超える成果を出せる。

(事例)奥さんとのコンサートの約束、残業を頼まれてしまった、あなたの中心の違いて全然違った捉え方と判断になるだろう。

だから自分の中心を理解することが大事→自分と向き合ってみよう

その点で原則中心の人は普通一般の人とは異なっている。物事を見る目、考え方、行動が違っている。揺るぎない不変の中心から生まれる心の安定、指針、知恵、力を持っているから、主体性に溢れ、きわめて効果的な人生の土台が出来上がる。

 

この本の紹介は私のフィルターをとおしたスキミング(拾い読み)が入っていますので、あなたも是非、この良書を手に取り読んでみてください。

 

amazonで調べる↓

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

 

j. 個人のミッションステートメントを記し活用する。

人々は自分というレンズ(フィルター)を使って世界を見ている。そのレンズが曇ってしまっていれば、世界は曇ってしまう。

『私たちは人生における使命をつくるのではなく見出すのである。』ヴィクトール・フランクル

「我々が人生の意味を問うのではなくて、我々自身が人生に問われているのだ。」

お前はどんな生き方をしたいんだ?どう生きるんだ?どんな人間になりたいのだ?」と

それが人それぞれの原則(憲法)となる

このミッションステートメントは一晩で書けるものではない。深く内省し、緻密に分析し表現を吟味する。そして何度も書き直して、最終的な文面に仕上げる。自分の内面の奥底にある価値観と方向性を簡潔に、かつ余すところなく書き上げ心から納得できるまでに。数週間、数ヶ月かかることも。完成してからも定期的に見直す(※これも同じくらい大事、優先順位、統一感、決意、自由、高揚感を得られるのだ)。

それはあなたの憲法、ビジョン、価値観を明確に表現したものとなるあなたの人生におけるあらゆる物事を測る基準となる

h. 脳全体を使う

ミッションステートメントを書くのには主にー想像と良心ーの右脳の働きによるもの→右脳の機能を活用する方法を知っていれば、第一の想像レベルが格段に上がる。

右脳:想像と良心。直観的、創造的。映像。全体や部分と部分の関係。統合(部分を組み合わせる)総括的に思考。時間を超越する。

左脳:論理と言語。言葉。個々の部分や特定の事柄。分析(物事を分解)。順を追って思考。時間の制限を受ける

個々人ではどちらか片方の脳が優位に立つ傾向がある。現代社会では左脳優位の時代である。

i. 右脳を活用する2つの方法

第一の創造をつかさどる右脳を鍛える

視野を広げる:人生の困難に当たったとき「本当に大事なことは何なのか?なぜ今これをしているのだろう?」と一歩下がって自分の人生を眺めざるをえなくなることがある。主体的な人は、自分から意識的に視野を広げていくことができる。

想像:自分の葬儀、弔辞の言葉、25回目の結婚記念日、今の仕事を引退する日、今日が最後の日なら、あと一年しか生きられないとしたら、、、、。

自己宣誓書とイメージトレーニング=一種のプログラミング(トップアスリートはみんなやっている)どんな状況でもいい。

注意喚起:世に多くのイメージトレーニングのテクニックが出回っているが、、、。人格と原則を無視した個人主義(金儲けや利己主義)などの使い方を間違え、乱用になってしまってはいけない。

想像力は良心を伴ったときにこそ高い次元で効果を生む

役割と目標を特定する

個人としての役割の他に、夫として、親父、教師、ビジネスパーソンとしてなど人はさまざまな役割を持っている。一つに打ち込みすぎず、そのバランスを保つために役割を考える。

 

また、家族のミッションステートメント(使命憲章)(家族の憲法)(指針)を持とう。妻と考えよう。家族全員で考えよう。同じように作り上げるプロセス(見直し書き換える)が大事

また、会社や組織のミッションステートメントを持とう。組織の成功にとって重要なものとなる。組織の内側から生まれたもの、組織の全員が作成プロセスに参加する。数人の幹部で作成したものとでは雲泥の差となる。会社のもの+グループでのミッションステートメント

(例)IBMの信条3つ➡️ ・個人の尊重・完全性の追求・最善の顧客サービス(他が変わってもこの3つだけは変わらない)

家族を含めて、あらゆる組織に共通する根本的な問題の一つは、自分の働き方、あるいは生き方を他の人から決められるとしたら、本気で取り組むのは無理だということだ。(素晴らしいミッションステートメントを掲げている企業はたくさんある中で機能するには)自立した個人にとって参加しなければ決意なしである。

組織の全員が本心から共感できるビジョンと価値観を反映したミッションステートメントは組織の結束と決意を生み出す。そのような・・・を持つ組織では、一人ひとりが自分の役割に打ち込める。一人ひとりの心と頭の中に、自分の行動を導く基準、ガイドラインができているから、他人からの管理、指示がいらなくなる。アメとムチを使わなくとも、全員が自発的に行動する。組織が最も大切にする不変の中心を、全員が自分のものとしているからである。

 

第2の習慣:「終わりを思い描くことから始める」【実践7つのステップ】⬇︎

1、前章で初めて自分の葬儀の場面を思い描いたときに感じたこと、考えたことを記録する

2、少し時間をとってあなたが果たしている役やりを書き出す。(父として、息子として、働き手として、、、)そこに映る自分の人生のイメージに満足しているだろうか?

3、日常から完全に離れる時間をつくり、人生のミッションステートメントを書いてみる。

4、今まで、自分が中心に置いていたものなんであったかを振り返ってみる。

5、個人のミッションステートメントの資料になるアイデアや引用句を集め始める。

6、近い将来に計画しているプロジェクトや仕事をひとつ選び、頭の中で思い描く。望んでいる結果とそれを達成するためのステップを書き出す

7、第2の習慣の原則を家族や職場の同僚と共有し、家族や職場のミッションステートメントを一緒に作成してみる。

あなたが人生におけるミッションを見出し、意識できれば、あなたの内面に主体性の本質ができる。人生を方向づけるビジョンと価値観ができ、それに従って長期的・短期的な目標を立てることができる。自分は何者なのか?何を目指しているのか?。この憲法に照らして、自分の時間、才能、労力を効果的に活用できているかどうかを判断することができるのだ。

この本の紹介は私のフィルターをとおしたスキミング(拾い読み)が入っていますので、内容が気になった方はぜひ、てにとって取り組んでみてください‼︎

 

amazonで調べる↓

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

 

 

 

次回は

2-3. 第3の習慣「最優先事項を優先する」

正しい時間の使い方→自分自身を効果的にマネジメントする方法(<>リーダーシップ)

大事小事の犠牲にしてはいけない

次章に続きます・・・・・

 

3、公的成功

・他社との関わり

うまくいかなくなっていた大切な人間関係を癒し、築き直す意欲が生まれ、そのための力を解き放つことができるだろう。

そして人間関係をさらに深く堅固で、創造的な関係に発展し、新たな冒険に満ちたものに。

3-1. 第4の習慣「Win-Winを考える」

相手の立場の理解と利益を考える。ことで →ビジネス上の成功がある。

3-2. 第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」

共感や正しい傾聴法 →「聞き上手」

3-3. 第6の習慣「シナジーを創り出す」

シナジーとは?

4、最新再生

最新再生?

6つの習慣を最新再生して磨きをかけ、真の自立、効果的な相互依存を実現できるように

第7の習慣は自分自身を充電する習慣である。

4-1. 第7の習慣「刃を研ぐ」

 

この本の紹介は私のフィルターをとおしたスキミング(拾い読み)が入っていますので、あなたも是非、この良書を手に取り読んでみてください。

 

amazonで調べる↓

完訳 7つの習慣 人格主義の回復