【環境デザイン研究所】チラボン
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2021年度・365日、日めくり【今日の名言・格言】 3月は『言志四緑』と渋沢栄一さんから

偉人、成功者、陰の功労者と言われる人々の残した言葉には人生の教訓、エッセンスがギュッと詰め込まれているように感じ、心の琴線に触れることでしょう。

そんな世界中の方の『言霊』に簡単に触れられる有り難さ。

 

毎朝一つ、3分、世界の(人生の)成功者の言葉にふれよう。

”明日、死ぬかのように生きよ。

     永遠に生きるかのようにまなべ。”

(インド独立の父 マハトマ・ガンジー / 1869-1948) Wikipedia

365日、日めくり[今日の名言・格言] 3月

1日 佐藤一斎『言志四緑』

百年、再生の我無し。
其れ曠度(こうと)すべけんや

人生は長く生きても百年、36500日。しかも今という時間、今日という日は2度と戻ってきません。
だから、今この瞬間を大切にして生きるのです。

2日 佐藤一斎 動画

士は当(まさ)に己(おのれ)る者を恃(たの)むべし

志のある立派な人物は、他人を頼らないで、自分自身の可能性を信じて進むものです。

他に頼ることなく、自分の可能性を信じて志を貫く。
できないのではなくて、しないだけなのです。いくら言い訳をしようと、そうすると決めたのは自分なのです。

3日 佐藤一斎

凡そ、事は功有るに似て功なきこと有り。
弊(へい)有るに似て弊無きこと有り。

世の中には、成果があがるように思われても、実際にはそうでもないことがあります。
反対に、問題があるように思えても、案外うまくいったりすることもあるものです。

物事は、やってみないとわからない

4日 佐藤一斎

人は各(おのおの)能有り。
器(き)使(し)すべからざる無し。
一技一芸は、皆至理を寓す。

人には、その人なりの能力や才能が備わっています。
自分が活かせる場所があるのです。
その場所を見つけることができれば、
その能力や才能を生かすことができれば、この世に生を受けた理由も見つかるはず。

ただ、努力をしない者には才能は開花しないことを、忘れないことです。

5日 佐藤一斎

真の功名は、道徳便(すなわ)ち是れなり。
真の利害は、義理便ち是れなり。

本当に成功や名誉というものは、善悪を判断し、善いことを行った結果として得られるものです。
本当の功名(功績・成功)というものは、道徳に則したものであって、はじめて真の功名といえる。
本当の利害(損得・利益)というものは、義理(人道)に則ったものであって、はじめて真の利益といえる。

利害=個人の損得

何をもって成功とするかは、なかなか難しい問題ですが、仮に世の中で一般に考えられているように、成功を功績を上げることや有名になること、あるいはお金持ちになることとすれば、それはすべて道義に適っているものでなければならない、と一斎先生は仰っています。

道義に適うとは、より具体的にいえば私でなく公であり、利己ではなく利他が優先されているかどうかということです。

儒教は決してお金儲けを否定していません
正しい道を踏んだお金儲けをむしろ奨励していると言ってもよいでしょう。
多くの人々が働いて稼ぐ喜びを感じることができるように、大いに稼いで雇用を促進していきましょう。

6日 佐藤一斎

我れ自ら感じて、
而(しか)る後に人之れに感ず。

物事はまず自分が感動しないと、他人を感動させることができません。

何事においても自らの心がつよくひかれていなければ、相手にその真実を伝えることはできないでしょう。

ワクワク、ドキドキを、忘れないで!

7日 佐藤一斎

気には老少あれども、
而も理には老少無し。

身体の動きには「若者」と「老人」の違いがあります。
しかし、優しさや思いやりといった人の心に、年齢は関係ありません。

佐藤一斎の言う「理」とは? →道理
道理=物事の(正しい)筋道。人として行うべき正しい道。ことわり・理

8日

人は百歳なる能わず。
只だ当に志、不朽にあるべし。

人は長く生きても百歳までという短い人生です。
目先のことだけにとらわれて生きるのではなく、何が一番大切か、どんな生き方が大事かを、いつも考えましょう。そして、人として立派な一生だったと自分でも満足でき、人にもそういわれる人生になるように、高い志を持って、日々努力しましょう。

9日

一燈を提げて暗夜を行く。
暗夜を憂えること勿れ。
只だ一燈を頼め。

一張の提灯をさげていれば、夜の道、暗い闇も怖がることはありません。自分の足下を照らすその明かりを頼りとして進めば良いからです。
自分自身の生き方を信じて進む人は、どんな時代や環境においても惑うことなく、自信を持って自らの使命に向かって進むことができます。
自分を信じられない者は、暗い夜道を明かりなしでさまようようなものです。

大丈夫、あなたの信じた道をまっすぐに進みなさい。

10日

つまらないことを考えたり、
まわりのことに心を動かされたりするのは、
まだ、君の志がしっかりとしていないからだ。
志がひとつ、しっかりと立っていれば、
どんな邪念も近寄ってはこない。
それはちょうど、清らかな泉が湧き出ると、
周りの水がそこに入り込めないのと同じことだ。

11日

自分の欲を抑えられないのは、
志が固まっていないからだ。
志さえ固まっていれば、
欲など真っ赤に燃えている炉の上に落ちたひとひらの雪のように、
すぐに消えてしまうだろう。
志とは、それほどに自己を律する力をもつ。
だからこそ、
志を確立する徹底した自己研鑽が必要なのだ

12日 渋沢栄一 動画

たとえその事業が微々たるものであろうと
自分の利益は少額であるとしても
国家必要の事業を合理的に経営すれば
心は常に楽しんで事に任じられる

それが社会にとって必要な仕事だと信じて臨めば、
心から楽しんでできるはずだ。

13日 渋沢栄一

日々に新たにしてまた日に新たなりは面白い、
すべて形式に流れると精神が貧しくなる、
なんでも日に新たの心懸けが肝要である。

一日一日を、新たな気持ちで迎えられれば面白い。
型通の日々を送っていては、精神も貧しくなる。
あなたが ”ワクワク” する日々を送っていれば、きっとそれがみんなに伝わって、社会全体が「ワクワク」するものになるはずです。

14日 渋沢栄一

一朝、事に臨んで感激すれば、
おのずから意気の奮興(ふんこう)するものである。

何か新しいことを始めるとき、
ひとたびそのことに心惹かれて感激すれば、
自然とやる気が生まれて、奮起するものだ。

15日 渋沢栄一

無欲は怠慢(たいまん)の基である。

無欲は美徳ではなく、むしろ人を怠け者にする。

子どもには、「欲張りはよくない」と教えます。
しかし、欲がないことは、必ずしも善ではありません。

欲というのは、むしろ行動の源となります。エンジンの燃料ともいえます。
人類に欲がなければ、これほど文明が発展し、進歩し、この世に根付くことはなかったでしょう。

とはいえ、文明を滅ぼすのもまた、過剰な欲望です。
それが無益な競争社会を助長させ、戦争を生むのです。

私は仏教で言うとことの「無我」と言うことを意識しすぎるあまりに、「欲を持ってはいけない」とずっと思ってきてしまいました。
無我と無欲ということはイコール(=)ではないということにやっと気がつきました。
欲はいい欲もあり、悪い欲もある。良くない欲というのは、行き過ぎた貪欲(むさぼる)というものです。

重要なのは、欲望を捨てることではなく、欲を持ちつつ、それをコントロールすることなのです。

16日 渋沢栄一

悲観的な人は残酷である。

物事を悲観的に見る人は、
実は他人に対して残酷になれる人である。

悲観的になるということは、自己中心的になる、ということと同義です。
そうなると人は、相手の気持ちを考える余裕など、どこかへ吹っ飛んでしまうからです。

失敗したときに、「被害者である」と思い込んだり、「また私が嫌な目に遭うのだ」としか思えず、「私も悪かったかも・・・」という共感性が欠けてしまいます。

一方、楽観的な人は、心に余裕をもった人だと言えるでしょう。
「なんとかなる、なんとかしよう」と前向きに考えれば、自ずと周りも見えてきて、他人の立場や気持ちにも気付きつつ、進歩できるのです。

このように心に余裕を持てる人だけが、人に優しくなれるのです。

常に自分自身に対しても、周囲に対しても、未来に対しても前向きでいよう!

17日 渋沢栄一

信用は暖簾や外観の設備だけで、
収め得られるものではなく、
確固たる信念から生ずるものである。

信用というものは、肩書きや外見だけでは築くことができるものではない。
それは、信念を持った人だけ、寄せられる。

自らの仕事、生き方における指針や方向性を持とう。

有形の資産や担保、証人の存在や肩書き、オフィスの立派さというもので信用が築けるものではなく、志や信念というベクトルがしっかりしているか。

これこそが、信用の根源なのです。

18日 渋沢栄一

世の中の事はすべて
心の持ちよう1つでどうにでもなる。

ある出来事にぶつかったとき、それがあなたにとって、いいことなのか、悪いことなのか。
楽しいものなのか、つまらないものなのか。
それを決めるのは、実はあなた自身です。
あなたの心の持ち方で、目線は変わってくるものです。

物事はすべて、心の持ちようです。
今の自分の考えに固執せず、違う方向からの目線も持ってみようではありませんか

19日 渋沢栄一 動画

真似はその形を真似ずして、
その心を真似よ。

あなたはブランド品を持っていますか?
それを身につけるとき、流行りということだけで選んではいませんか?
そのブランドの「志」を理解してみると全然違った見方になるでしょう。

上辺だけブランド品で飾っているのは、ショーウインドウのマネキンと変わりはありません、
それより、あなたがすばらしいと思うそのブランドの、理念や志を身につける方がはるかにスマートです。

優れたものの魂を真似よ!

20日 渋沢栄一

およそ目的には、理想が伴わねばならない。
その理想を実現するのが、
人の務めである。

ある成果を目的に定めて行動する場合、
その成果を目指すだけの、理想、理念がなければならない。
なぜなら「目的」を達成するだけではなく、
その「理想」をも実現するのが、人の務めであるから。

この宇宙で、幸いにもわれわれは、人間に生まれてきました。
人間が、ほかの動物と区別されるのは何か?
それは、ものを考え、夢や目標を持ち、進歩していける、そんな力があるからです。
私たちに与えられたこの貴重な宝物である「理想」をもっと大事にし、実現していきましょう。

21日 渋沢栄一 動画   孔子の「知。好。楽。」と合わせて

ただこれを知ったばかりでは、興味がない。
好むようになりさえすれば、道に向かって進む。
もし、それ衷心より道を楽しむ者に至っては、いかなる困難に
遭遇するも挫折せず、敢然として道に進む。

敢然=思い切って物事を行うさま

物事を、ただ「知った」だけでは興味は湧かない。
けれど「面白い・好き」と思いえれば、何か行動を起こす。そこには道ができる
さらに、行動してみて、心から「楽しい」と思えれば、どんな困難があっても
挫けずに、思い切って・勇気を持って、そのことに邁進していける。

心から楽しいと思えることならば、多少上手くいかない困難やトラブルも乗り越え、
そしてある日、気がついてびっくりすることでしょう。
あなたが思ったよりずっと前へ進んでいることに。

楽しんで挑んだものに成功は訪れる。

22日 渋沢栄一

趣味ある行動であったならば、
必ずその仕事に就いて精神あることであろう。

自分の ”趣味” ある行動をとっていれば、
必ず精神をこめて、
仕事をやり遂げるだろう。

ここでいう『趣味』とは、ある物事を「良いと思える」「味わいを感じる」心
のことです。言い換えれば「好み」「楽しみ」のことでもある。

もしこの、『趣味』がなければ、人に決められたこと、命じられたことに従うだけ、与えられた職務を努めていくだけになるでしょう。

自分の心に従って、この仕事はこうしてみたい、これをこうしたら、もっと良くなるだろう、と自らの理想や希望を加味していく、つまり『趣味』ある行動を取れば、必ずその仕事に打ち込むことができるでしょう。

動画作りが追いつかないから 週二回配信は音声のみバージョン(台本作り)
それから時期を開けて アニメーションバージョンを作るのもいいかもしれない。

23日 渋沢栄一

あまりに堅苦しく物事に拘泥し、細事に没頭することは、
自然に溌溂たる気力を消磨し、進取の勇気を挫くことになる(中略)
溌溂たる活動をなし、初めて大事業を完成し得るものであるから、
近来の傾向については、大いに警戒せねばならぬ。

あまりに既存の常識にこだわったり、物事の細部にばかり気を取られていると、
前向きに溌溂とした行動する気力がすり減ってしまう。

ことを成そうとすれば、もちろん細心の注意も必要だが、
ただ、それとは逆に、大胆に行動することもまた、事業の成功には不可欠だといえるでしょう。

24日 渋沢栄一

自分のつくすべき事をつくして、
それから先の運命は天命に任せよ。

自分にできること、はすべてやってみる。
そしてその先の成り行きは、天に任せるしかない。
悔やんだりもしない。

オリンピック選手が順位もそうだが自分の力を出し切って負けた時には、清々しい顔をしているもの。

25日 渋沢栄一

ただ悪いことをせぬというのみにては、
世にありて、なんの効能もない。

悪いことをしない。
ただそれだけでは、世の中に対して、
何を為したことにもならない。

積極的に「いいことをする」のでなければ、人として恥ずかしい場合もある。

26日 渋沢栄一

自分が信じぬことは言わず、
知った以上は必ず行うという念が強くなれば、
自然に言語は寡黙になり、行為は敏捷になるものである。

自分が信じないことは口に出さない
そして自分が何かを知った場合は、必ずそれに対して、行動を起こす
このような思いを強く持っていれば、
余計なことは言わず、
すばやく行動するようになる。

あなたは、自分の口から出るすべての言葉を、自ら信じ、それに責任を持つことができますか?
あるいは、人から何かを教えられ、納得したとき、それに対して、信念をもった行動は取れますか?

大人は自分の言動に100%の責任を持つ

27日 渋沢栄一

前途の遼遠なる物事は
ゆっくり急いで努めなければならない

はるかに遠いゴールを目指すならば、
着実に、かつなるべく早く進むべきである。

はるかに遠いゴールを目指すならば
ゆっくり=焦らず、コツコツと小さなことを確実に積み重ねていくこと
急にスタートダッシュをかける必要はありません。
急いで =効率的に。効果的に。エッセンシャルに。抽出して。厳選して。

食事、運動、読書、瞑想の毎日の積み重ねで、少しずつ少しずつ習慣の質をたかめてい9個と!  それが後々、大きくなっていくよ

大きな目標へ。ゆっくりと急げ!