【環境デザイン研究所】チラボン
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2021年度・365日、日めくり【今日の名言・格言】 1月は『言志四緑』から

あけましておめでとうございます。🌅

偉人、成功者、陰の功労者と言われる人々の残した言葉には人生の教訓、エッセンスがギュッと詰め込まれているように感じ、心の琴線に触れることでしょう。

そんな世界中の方の『言霊』に簡単に触れられる有り難さ。

 

毎朝一つ、3分、世界の(人生の)成功者の言葉にふれよう。

”明日、死ぬかのように生きよ。

     永遠に生きるかのようにまなべ。”

(インド独立の父 マハトマ・ガンジー / 1869-1948) Wikipedia

365日、日めくり[今日の名言・格言] 1月

1日・佐藤一斎

「昨の非を悔ゆる者は之れ有り、今の過ちを改むる者は鮮なし。」

過去の失敗を後悔していつまでもこだわる人はよくいます。
しかし今、自分が行っていることの間違いや失敗に気付き、すぐに改めようとする人は少ないものです。

失敗や間違いに気付いたら、すぐに改めよう。

2日・佐藤一斎

「信を人に取れば、則ち財足らざること無し」

人を助け、節度のある生活をして、人からの信頼を得れば、この世の中は物資と精神の両面ですべてうまくいくものです。

人から信頼される人になろう! 人を助け、節度のある生活を
信頼は最高の財産です。

3日・佐藤一斎

『鱗海(りんかい)の族は、
水を以て虚と為して
水の実たるを知らず。』

水の中に棲む魚介類は、そこに水があるなんて、ほとんど意識することはありません。

人もまた、空気や水はあって当然のように思いがちです。親や友達、信頼や健康なども同じです。

だから愚かにも汚したり壊したり、なくなってみると、いかにそれが大事なものであったかを思い知らされます。

4日・佐藤一斎

『治心の法は、
須らく至静(しせい)を
至動(しどう)の中(うち)に認得すべし

(心の乱れは忙しいことなどによって起こります)

心の乱れを治めるには、どんなに忙しい中にあっても、いったん静かな時間をつくることです。

5日・佐藤一斎

「春風を以て人に接し、秋霜(しゅうそう)を以て自らを粛(つつし)む。」

春のような爽やかで温かく優しい風のように人に接し、秋の霜のように凛とした(寒さに気がひきしまる)厳しさで己と向き合い、自分を慎みましょう。

「春風を以て人に接し、秋霜(しゅうそう)を以て自らを粛(つつし)む。」

春風のように人と接したい

15日・佐藤一斎

の二字は、交際の要道たり。
傲視をして以て物を凌ぐこと勿れ

慈愛尊敬の2つは、人と交際する上で大切な心得です。

相手を下に見て威張った態度を取るようではいけません。

16日・佐藤一斎

「君子は則ち射自(みみずから)ら厚うして、薄く人を責む」

優れた人(君子)は、自分自身に対しては厳しくその責任を自覚し、他人に対しては広い心で、その失敗を責めないものです。

17日・佐藤一斎

「性は同じゅうして質は異なり。
質の異なるは教(おしえ)の由って設くる所なり。」

人は、人間という本性は同じでも、その気質や能力はそれぞれ異なります。
一人ひとりの特質が異なるからこそ教育が必要なのであり、一人ひとりの特質をとらえた上で教え、指導するのが教育のあるべき姿です。

18日・佐藤一斎

「私欲は有る可らず。
公欲は無かる可らず。
公欲なければ、則ち人を恕するに能わず」

自分だけの利益を求めるような欲を持ってはいけません
みんなの利益のための欲は、持たなくてはいけないのです。
みんなの利益を考えることのできない者には、相手を思いやることはできないでしょう。

19日・佐藤一斎

「晦(かい)に拠る者は能く顕(けん)を見、
顕に拠る者は晦を見ず」

暗闇にいると明るいところがよく見えるけれど
明るいところにいると暗闇の中はよく見えません。

自分がつらく苦しい状態にいると、人の悩みや苦しみ、痛みがよく見えます。
調子がいいときは、人のつらい気持ちにはなかなか気づくことができません。

20日・佐藤一斎

 

22日・佐藤一斎

怨(うらみ)に遠ざかるの道は、一箇(いっこ)の恕の字にして、
争いを息むるの道は、一箇の譲(じょう)の字なり。

人から怨まれないようにする方法は「恕」(じょ)の一字、相手を思いやることです。
人の争いを止める方法は「譲」の一字、自分が一歩ひいて相手に譲るということです。

いつも人に対して思いやりとゆずる心を持って接すれば、怨みや争いは決して起きません。

23日・佐藤一斎

 

24日・佐藤一斎

実言は、蒭蕘(すうじょう)の陋(ろう)と雖(いえど)も、
以て物を動かすに足る。

心からの言葉は、たとえそれが誰の言葉であっても、
他人を動かす力が十分にあります。

身分や地位を超えた心からの真実の言葉こそが、人の心を動かす。

31日・佐藤一斎

「学者は志大にして、工夫は則ち、皆小ならんことを要す」

この世に起きる物事の本質を見きわめたいと願う人は、
夢を大きく持たなければなりません。

同時にそれを実現するための工夫は、小さなことでもいいかげんにしてはいけません。